ラブラドールレトリーバーは、耳が垂れていて、ちょっと垂れ目で、頬がブルブル。
というのが特徴ですよね。
でも、ラブラドールレトリーバーの最も大きな特徴は、何と言っても大きな体格です。
平均的な体重は、オスで27Kg〜36Kg、メスで23Kg〜32Kg程あります。
後ろ足で立ち上がると、140cm〜150cmはあるのではないでしょうか。
そして、毛は隙間なくびっちり生えていますが、ラブラドールレトリーバーの毛は、
太くて長めの毛の間に短くて柔らかい毛が生えているという
ダブルコート構成になっているのが特徴です。
水をはじきやすいメリットを持っていて、イエローとブラック、チョコレートの
3種類の毛色のラブラドールレトリーバーがいます。
それと、尻尾がカワウソの尻尾のようになっているのも
ラブラドールレトリーバーの特徴です。
オッター・テイルと呼ばれていますが、とても太くて力強い尻尾になっています。
また、ラブラドールレトリーバーは、顎が強いというのも大きな特徴で、
好物の骨もバリバリ噛み砕いてしまうほどです。
でも、とても優しい性格をしているので、人を噛んだりすることはありません。
ラブラドールレトリーバーの性格は温厚で落ち着いていると
思っている人が多いようですが、実はとても活発な性格で、
何にでも好奇心を示し、遊びが大好きです。
ラブラドールレトリーバーは、大人しい性格の犬だと思って飼ってしまうと、
体が大きいだけに力も強いので、飼いきれなくなる可能性もあります。
注意が必要でしょう。
また、ラブラドールレトリーバーは、水に入るのが大好きで泳ぎが得意な犬種ですが、
全てのラブラドールレトリーバーがそうとは限りません。
中には泳げないラブラドールレトリーバーもいます。
それと、ラブラドールレトリーバーは、元々寒さに強い犬種なのですが、
育つ環境によって寒さに弱い場合もあります。
暖房の前からなかなか離れたがらないラブラドールレトリーバーが
多くなっているのもこのためです。
しかし、ラブラドールレトリーバーは、とても頭が良く、
人の言うことも正しく理解できるので、しつけやすい犬種です。
体も丈夫で、病気になりにくいですので、
ラブラドールレトリーバーは、家庭犬として非常に適していると言えます。
ただし、ラブラドールレトリーバーは、とても人なっつこく、めったに吠えないので、
番犬には向いていません。
食いしん坊なので、食べ物につられやすいのも番犬に向かない理由です。
ラブラドールレトリーバーを番犬に、と思っている人は、
考え直した方が良いかもしれません。
ラブラドールレトリーバーは、19世紀にイギリスで生まれました。
当時、ニューファンドランド島と呼ばれていた島にいた
セント・ジョーンズ・ウォーター・ドッグという犬と、
大型犬のニューファンドランド犬を交配させた結果、
生まれたのがラブラドールレトリーバーです。
イギリス人のブリーダーによってラブラドールと命名されました。
ラブラドールレトリーバーは、泳ぎがとても得意な犬種ですが、
それはラブラドールレトリーバーの親である
セント・ジョーンズ・ウォーター・ドッグが、水に潜って魚を回収したり、
打ち落とされた水鳥を捕獲したりするための犬だったからです。
ラブラドールレトリーバーも、そのような仕事に利用されていましたが、
頭が良く、温厚な性格が人気を呼び、
イギリスで家庭犬として飼われるようになったのです。
今では、絶滅したセント・ジョーンズ・ウォーター・ドッグを受け継ぐ犬として、
イギリス独自の正統な犬種として保護されています。
ラブラドールレトリーバーは、このようにしてイギリスで愛され、
イギリス国内の犬種別出産登録数はダントツで1位をずっと維持しています。
アメリカでも首位の座を他の犬種に譲らないという人気ぶり。
他の国でも、警察犬や麻薬捜査犬、盲導犬、介助犬などに起用されていて、
欠けがえのない存在となっています。